和紙商 小野商店の想い

国内に存在する多種多様な和紙。

その歴史は、1,500年以上とも言われています。

 

これまで使用用途によって、さまざまな和紙が作られ使用されてきました。日本全国に産地が存在。現在も各土地の特有の和紙が漉かれています。

 

紙は、その国の産業や文化のバロメータとも言われています。

日本の紙幣にある透かしは、和紙の製法に由来しているものです。

 

紙が持つ独特な素材感、色彩、模様、伝統的な紙への表現技法である透かし、漉き込み、引っ掛け、揉みには、さまざまな表情があります。

規格品から選ぶだけでなく、伝統的な製法で職人に紙を漉いてもらい、自分好みの和紙を創ることもできます。

和紙づくりの現場では、紙漉きの製法や表現技法が、脈々と受け継がれてきたのです。

 

私たちは、まだまだ使用されていない製法や表現技法を現代に生かして、独自の紙や紙製品作りに活用したいと考えています。

【お取引の流れ】

<貼り箱(和紙製品)作製フローチャート>

1.ヒアリング

  • 貼り箱(和紙製品)を作製する目的の確認
  • 貼り箱の場合は、中に収納する商品

 

2.仕様確認

  • 大きさ
  • 使用する和紙や小間紙
  • 作製数量
  • 印刷や加工の有無
  • 納期
  • 決済方法など

 

3.お見積り

4.作製

5.納品

<その他>

大きさも、平判の規格サイズから選ぶことができますが、ご要望によっては、襖判など一枚物は2M×3Mもの大きな和紙も、別注で漉くことができます。

  

また、貼り箱をはじめとした紙製品は、高級感の演出、商品・製品の魅力度向上、企業のブランド力向上などコトを実現するためのモノとして、「他社と差別化したい」「ブランドの価値向上」という想いに寄り添い、オリジナリティーのある商品づくりにも支援していきたいと考えています。

 

まずは、紙製品を作る「目的」を明確にするのが大事です。

 

使用する紙素材、印刷や加工、大きさなどの仕様を、じっくりと対話を行ってから選定し、ユーザーの理想を実現するお手伝いをしてまいります。

 

お気軽にお問い合わせください。


【個人のお客様へ】

弊社では和紙を企業向けの卸売りが中心ですが、比較的少量で個人向けに対応できる和紙もございます。

 

基本は、卸売会社ではありますが、できるだけ幅広い方々に、和紙の良さを身近に感じていただきたいとも願っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

 

このホームページでお見せする和紙の写真表現には、限界があります。実物を手にとっていただき、和紙の素材感、色合い、厚みなどを体感いただければと思います。

 

また、ご希望の大きさ、素材感、色彩、模様、厚み、使用用途などを、できるだけ詳しく内容をお聞かせください。自分好みの和紙がきっと見つけることができるはずです。

 

お客様からのお問合せがある際は、できるだけサンプルや最低でも切り見本などを提供して分かりやすく説明することを心がけております。

触覚、視覚、五感を使って、じっくりと和紙を感じて、ご判断ください。

 

紙素材の基本的な説明はしっかりと行い、お客様のご希望やコスト面を考慮した上で、提案させていただきます。

和紙商 小野商店 河手宏之
和紙商 小野商店 河手宏之